福岡国際会議場
						福岡の海の玄関口の顔となる、ペアガラス横連窓カーテンウォール。
限られた時間の中で高い品質を確保するために、作業効率を最大限に向上する施工法を模索しました。
					限られた時間の中で高い品質を確保するために、作業効率を最大限に向上する施工法を模索しました。
- 建物名称
 - 福岡国際会議場
 
- 建物用途
 - コンベンションホール、会議場
 
- 所在地
 - 福岡県福岡市博多区石城町
 
- 竣工年
 - 2003
 
福岡国際会議場 施工時の記録
ペアガラスの横連窓カーテンウォールへの挑戦
			福岡国際会議場の南面カーテンウォールは、1枚300kg前後(W1000×H2500)の縦に長い大板ペアガラスが何十枚も横に連窓するため、品質の確保と工程通りに工事を完了させるスピードが求められました。
高い品質を確保しながら、作業効率を最大限に向上
				工期を考慮し、ガラスの施工スピードを最大限に上げるために様々な施工法を模索。検討を重ねた結果、足場と躯体の間を自由に横に移動できる器具があれば効率よく施工できると考え、専用のガイドレールと吊り金具を開発し、ガラスを運搬し取り付けをしました。
この施工方法は、従来の一回一回ガラスを吊り上げて施工する方法よりも格段に効率がよく、且つ安全にガラスを施工することができました。





短い工期でしたが、無事に施工完了。施設全体に多様されたペアガラスが、福岡の海の玄関口を美しく演出します。
スタッフのコメント
生田 興一 本社 工事部 1課
			ガラスを横移動するための専用のガイドレールと吊り金具を開発・製作し、実際現場でスムーズに施工できた時は、格別の想いでした。従来の毎回下から荷揚げして施工していく方法に比べるとかなり効率よく施工できたと思います。現場や工期に応じた臨機応変な対応力・発想力は森硝子店の強みですし、ガラスのプロフェッショナル集団としての腕の見せ所でもあります。またこの現場においては他職間の職長同士のコミュニケーションがよく取れていたので全体の作業がスムーズにいきました。
