CASE STUDY

福岡タワー

森硝子店最高の技術陣で挑んだ、全長234mの日本一の海浜タワー。
ガラス張りの洗練された外観は約8,000枚ものハーフミラーを使用しています。
建物名称
福岡タワー
建物用途
展望タワー、電波塔
所在地
福岡県福岡市早良区百道浜
竣工年
1989年

福岡タワー施工時の記録

ガラス総面積9,720㎡。森硝子店史上、最大の挑戦。

高性能熱反ガラス(ハーフミラー)約8,000枚のガスケット施工、見渡す限りの海と砂浜、234m の高所への対応も可能なクレーンを本州より準備してのガラス施工でした。
多い日は1日15人の施工スタッフが現場に入り、作業を行いました。地上でサッシにガラスを取付け、クレーンで吊り上げ施工していく工法でした。

厳しい施工環境の中でも、ガラス1つ1つに匠の品質を。

現場は海風とそれに伴う砂埃りが激しく、さらに強風でクレーンが使えないことも頻繁にあり、海風が穏やかなAM5:00~7:00の朝凪の時間帯を中心にクレーンを使用しました。
厳しい施工環境でしたが、スタッフ全員で一致団結、コミュニケーションを密に取りながら、1つ1つに森硝子店の技術力を総動員し、無事に施工期限内にすべての作業を完了させました。

頂上部に近づくにつれ、風は強くなる一方
ついに最上部ユニットの取り付けへ。

当時の新聞記事

スタッフのコメント

川上 忠  本社 工事部 資材管理課

当時森硝子店としては未知の規模、そして職長という立場もあり、責任・緊張の重圧と戦いながら現場入りしました。海辺の美しい立地でしたので、この緊張も少しは和らぐかな?と思いきや、強風と砂埃が吹きつけてきました。対策として砂浜への散水も行いましたが焼け石に水で、ひたすらガラスの間に入った砂の除去に追われながらの作業でした。さらにはシーリングをカラスが食べてしまうという予想外のハプニングも発生しました。約8ヵ月という工期でしたが、部下たちは最後まで集中力を維持し、事故もなく無事に施工を終えることができました。福岡を代表する建築物に相応しい施工ができたと思います。タワー完成後、部下とともに展望台から福岡市を眺めたときは、感極まる思いでした。

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